時は令和。
本州の西の端、山口県の宇部市にイラストと手話をこよなく愛する(時々浮気もするけど)
人がおっちゃった。
この方、ほんとに好きなんじゃろね。
いつ見ても、ちまちま何かを描いちょるんです。
「何に描きよるん?」
「スマホに。」
「どねぇやって描きよるん?」
「指で。」
で、描いた絵でポロシャツ作ってみたり、Tシャツ作ってみたり、キーホルダー作ってみたり、
何やかやしちょりました・・・。
イラストを見た誰かから、
「つこうてもええ?」と言われりゃあ、はあもう、いとも簡単に
「どうぞ~ご自由に~♪」と、欲もへったくれもありゃせんです。
周りでみちょる強欲姉さんたちは、
「はぁもったいない!金もらやぁええのに。」
「売れるっちゃ!商売しいや。」と、勝手に気をもんじょりました。
何とかこの才能を有効活用できんじゃろうか?と・・・。
「ねぇ、かるた作らん?」と言い出した姉さんその1。
「どんなかるた?」
「そりゃ手話のかるたじゃろう。」
「宇部で作るんじゃけえ、宇部の事がわかるようなんがええじゃろう。」
「子どもらが、宇部のことも手話のことも学べるようなんがええ。」
「宇部ってなんがある?」「どんな手話を覚えてほしい?」
「とりあえず手分けして、五十音の読み札を考えてみようやぁ。」
「【あ】はやっぱ「あいさつ」じゃろ。」
「えー、【ラ行】担当って、なんがあるん?」
「担当じゃなくても、思いついたらゆうてー!」
「あーでもない!こーでもない!」と読み札を考えてはみたものの、
「宇部の事を入れようとしたら、難しいっちゃ。」
「子どもは楽しゅうないかもねぇ。」
「宇部のかるた、もうあるしねぇ。」
「じゃあ、どうするん?」
「やっぱ、子どもに楽しく手話を覚えてもらいたいっちゃね。」
「そうそう、大人はもう覚えられんけぇ。でも、子どもなら早いっちゃ。」
という事で、宇部から離れ、子どもが親しみやすい読み札を再考。
文字によっては3パターンも案が出て、「はぁー、それって子どもがわからんっちゃ!」
と容赦なく落とされる(泣)。かと思えば、姉さん方の頭から湯気が出そうなほど智恵を絞っても、
出てこない文字もあり・・・。
四苦八苦・・・。七転八倒・・・。
「ようやく、なんとか読み札が44札出揃ったけぇ、次は絵札いくよ!」
「指文字は当然入れるんじゃろ?」読み札から「手話単語どれするん?」決めて。
「でも、指文字も手話も知らん子も一緒に遊べんとだめじゃろ?」
読み札からイメージできるイラストを考えて・・・。
姉さん方が「あーでもない、こーでもない!」と喧々諤々。
仲がいいのか悪いのか。
指文字も、手話単語のイラストも、イメージできるイラストも、
ぜーんぶ描くのはただ一人。
「あのぉ・・・確定したら描きます・・・。」
そりゃそれ、「あーそれ!ちごうちょった!」に付き合いきれんけぇ。
こうして、かるたはできたんよ。
英語を話せない日本人が多いけど、
「Good morning!」が「おはよう!」ってことや、
「Thank you!」が「ありがとう!」ってことは、子どもでも知っちょる。
手話もそねいになったらええ。
子どもたちが身近に手話に接してくれたらええ。
遊びながら手話に、聞こえない人のことに気づいてくれたらええ。
そんな思いの詰まっちょるかるたになっちょる。
たくさんの人が手に取ってくれて、広がっていくことが一番の願い。
そして、ちょっぴりご褒美で美味しいものでも食べられたらと、
頒価は1個1,800円に設定したっちゃ。
子どもたちに親しみやすいようにキャラクターは『ゆうちゃんとわっこちゃん』ちゅう、
ぶち可愛い子たちになっちょります。
かるた3個まではレターパックブラスで全国どこでも520円でお届けできるんよ。
それ以上の場合は問い合わせしてね!
たくさんの方にお届けして、手話と笑顔が広がると、私たちは幸せます。
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手話かるたプロジェクトうべ 事務局河内まで
FAX兼電話:0836-31-2855
インスタもやっちょるよ~♪
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