日本大学 健康かるた


平成29年度文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」に選定され、

令和元年度より「日本大学学長特別研究」として薬学部を中心に取り組んだ

日本大学におけるアンチ・ドーピング教育研究拠点確立とポストオリンピックへの展開」事業において、

一般啓発研究チームは「日本大学健康かるた」の制作に取り組み、

令和3年3月に本学の力が結集した教育ツールが誕生しました。

 

 

「健康かるた」制作の道筋

 スポーツに関心の低い一般の方にもアンチ・ドーピングに意識を持っていただき、

さらには健康に対する意識を高めてもらいたいと考えた末、

子どもから大人まで幅広い世代に認識してもらうには

「かるた」が最適であると考え、『日本大学健康かるた』の制作に着手しました。

 

かるた制作でまず取り組んだのは、

教育目標とそこに到達するための段階的な目標を決定することでした。

薬学部の校友会誌を通じてボランティアを募り、

薬剤師として病院や薬局、製薬企業、行政など、

さまざまな分野で活躍する校友(北海道から九州まで33人)が

意見を出し合い50項目を定めました。

 

そして各項目に当てはまる読み句を付属校、薬学部生、

校友などに公募した結果、約800句が集まりました。

 

一次選考、WEB投票を経て50句を決定しました。

 

 

小・中・高、薬学部が絵を担当

かるたの取り札に描かれる絵は日本大学付属の小、中、高等学校の

児童、生徒、そして薬学部の学生が担当しました。

小学生、中学生は絵の具、色鉛筆、クレヨンなどを使用し、

高等学校生、薬学部生はコンピューターグラフィックを用いるなど

多様な表現を取り入れました。

                     

 

かるたの完成までには、日本大学藤沢小学校、千葉日大第一小学校で

子どもたちの反応や大会の開催時間などを計る目的のパイロット版として

「かるた大会」を数回にわたり開催しました。

 

 

 

1人でも多くの人にかるたを届ける

この「日本大学健康かるた」の句一つ一つには、

各々の領域の専門家による詳細な解説が入れてあります。

本学の専門領域は幅広く、それぞれ専門の先生方の解説を入れることで

子どもだけでなく大人も学べるツールになっています。

また読み札の裏面はパズルになっており、

かるた以外の使い方でも楽しめるよう工夫しました。

 

かるたのデータは以下のページよりダウンロード、印刷いただくことが可能です。
ぜひ皆様お気軽にご活用ください。

将来の日本を背負う子供達の健やかな成長に
お役に立てるものと期待しています。

 

日本大学健康かるた」のダウンロードはこちらから

https://anti-doping.nihon-u.ac.jp/karuta-download/